日本は2010年をピークに人口減少社会に入ってきている、2050年には総人口が1億人をきる推計となる。日本創生会議より消滅可能性都市という言葉が出てきた。日本各県の出生率の違いについて見てみると東京近郊の大都市圏での超低出生率が出生率を押し下げている状況がある。しかし,地方では低出生率とともに,大都市へ若者が流出し,地方に戻らないとの人口流出の大きな問題であり,出生率と地方回帰の2つの地域課題克服が地方創生の鍵となる。
すなわち,人口減少に起因する「自然減」と「社会減」の2要因と人口減少のメカニズム,人口減を克服する政策である地方創生には3つの目的「人口減少を和らげる」「地域内経済循環を実現する」「人口減少に適応した地域をつくる」ついての講義を受け,地方創生とは、人口減少問題の克服にコミットする新たな地域づくりであることを学んだ。
さらに,ターゲットを絞ったシティセールスとして千葉県流山市,CSV(共通価値の創造)戦略を展開する積水ハウス、コミュニティーを重視した民間ビジネスを展開する旭化成ホームズ「母力」,高垣工務店の実例を学んだ。
阿蘇地域の人口推移を確認して「進学や就職で阿蘇を離れた子供たちが阿蘇に帰ってくるためにかっこいい大人が必要なのでは」という言葉で講義は終了した。
3つのグループに分かれて課題に対してそれぞれ話し合いグループで発表
各自の考えをまとめて、グループで意見交換
「グローバルな時代、海外の人を受け入れるのもあり。役割や仕事をしながら地方創生を意識した行動をすることで新しい経済基盤が出来ていけばありがたい。」
「自分らしい、畜産でのコミュニティをこれから考えていきたい」
「若者や子育て世代が戻ってこられる仕事を作るのが企業としては重要な事。自分の事業と紐づけながら活用していきたい。」
「若い人に地元の良さを伝え、考えることが自分の役割」
「他所の地域の人から“阿蘇は恵まれ良いところ”と言われていることを発信することが地方創生に繋がっていく」
「キーワードは“継続”」
「講義を受けられた方は、学んだことを事業活動に活かして、そして事業の魅力が増して、増した結果、地域の魅力が増していく。そういうのが形のなるのがあそ未来創造塾の目指すところ、役割であると思った」
「地方創生の中にある“何か”を見つけ出してもらいたい」
「グローバルな時代、海外の人を受け入れるのもあり。役割や仕事をしながら地方創生を意識した行動をすることで新しい経済基盤が出来ていけばありがたい。」