9日目:講義 未来創造塾2025合同講義 子育てコミュニティ

9日目:未来創造塾2025合同講義 子育てコミュニティ(11月21日開催)

今回の講義は、「やつしろ」「あまくさ」「きくち」「やまが」「あそ」「たなべ」「なんと」「こまつ」の8地区の会場をZoomで繋いでONLINE合同講義を行いました。

講義:「コミュニティ形成による価値創造とその手法」

熊本大学副学長・研究開発戦略本部地域連携戦略部部門長 金岡省吾 教授

本講義では、地方創生における「子育て」と「コミュニティ」の重要性が示されました。従来のように住宅整備などハード面だけでは人口増加は持続せず、子育てしやすい環境や人と人のつながりが不可欠であります。

富山県船橋村の事例では、住民や企業が共に考える場をつくり、住宅・公園・学童といった仕組みとともに、親同士の助け合いを生むコミュニティを形成したことで、人口増加と出生率向上を実現しました。また、大島氏の取り組みのように、子育て世代の課題を起点とした活動が新たな人の流れやビジネスを生み出す可能性も示されました。

つまり、地域の魅力を高める鍵は「柔らかいコミュニティづくり」にあります。

ケーススタディ:スポーツを通じて共助のまちづくり

一般社団法人 くま川スポーツアカデミー 松嶋 純也 さん

くま川スポーツアカデミーは、八代市でサッカーとダンスを軸に子育て支援や地域活動を展開しています。

人口減少や学童保育の不足といった地域課題に対し、学童と習い事を組み合わせた民間学童を運営し、低学年の受け皿を確保するとともに経営の安定化を実現しています。

また、親子参加型イベントや公式LINEを活用し、地域のつながりや情報発信の場を創出しています。未来創造塾での学びを通じて、地域課題をビジネスとして捉え直し、共助の仕組みづくりと新たな価値創出につなげています。

ケーススタディ:FPが見つけた地域の課題
        〜ママの「声」から生まれた託児所とコミュニティ〜

株式会社 onlyone benefit 小山 葵 さん
田辺市の未来創造塾に参加して以降、ファイナンシャルプランナーとしての経験を活かし、子育て世代の課題解決に取り組んでこられました。
 
特に女性の働き方の選択肢の少なさや子育て支援の不足に着目し、フリーペーパーの発行や体験型イベントを実施。その後、一時預かり専門の託児所を開業し、利便性の高いサービスを提供しています。
 
さらにイベントを通じて事業者同士の連携を強化し、事業の相乗効果を生み出しています。今後はコミュニティを活かしながら、地域全体で子育て環境の向上を目指されています。

個人ワーク&グループディスカッション

オブザーバーより

協力機関・協力団体

  • 株式会社日本政策金融公庫 熊本支店
  • 熊本県信用保証協会
  • 肥後銀行 宮地支店

後援団体

  • 九州財務局