本講義では、地方創生における「子育て」と「コミュニティ」の重要性が示されました。従来のように住宅整備などハード面だけでは人口増加は持続せず、子育てしやすい環境や人と人のつながりが不可欠であります。
富山県船橋村の事例では、住民や企業が共に考える場をつくり、住宅・公園・学童といった仕組みとともに、親同士の助け合いを生むコミュニティを形成したことで、人口増加と出生率向上を実現しました。また、大島氏の取り組みのように、子育て世代の課題を起点とした活動が新たな人の流れやビジネスを生み出す可能性も示されました。
つまり、地域の魅力を高める鍵は「柔らかいコミュニティづくり」にあります。
くま川スポーツアカデミーは、八代市でサッカーとダンスを軸に子育て支援や地域活動を展開しています。
人口減少や学童保育の不足といった地域課題に対し、学童と習い事を組み合わせた民間学童を運営し、低学年の受け皿を確保するとともに経営の安定化を実現しています。
また、親子参加型イベントや公式LINEを活用し、地域のつながりや情報発信の場を創出しています。未来創造塾での学びを通じて、地域課題をビジネスとして捉え直し、共助の仕組みづくりと新たな価値創出につなげています。