6日目:講義 阿蘇くじゅう観光圏講師による活動紹介について

6日目:阿蘇くじゅう観光圏講師による活動紹介について(9月26日開催)

講義:「里山の豊かさを問い続ける」

FIL/喫茶竹の熊 穴井 俊輔さん

製材所の継承を起点に、国産材の可能性へ挑戦する中で重要なのは、「何を作るか(What)」ではなく、「なぜ作るのか(Why)」と「誰とやるのか(Who)」を先に考えることである。

地域資源から発想して商品化しても持続しにくく、目的や仲間との関係性が不可欠である。また、自分たちが守りたい風景を明確にし、その風景から生まれるものづくりと、ものづくりが新たな風景になる循環を目指した。飲食やデザインは目的ではなく、家業と山を守るための手段であり、その延長線にある取り組みである。

林業を地域の文化や暮らしと結び直すことは、災害に強い森を守り、持続可能な社会を築く基盤となるとのことでした。

個人ワーク&グループディスカッション

講義:「協働と共働で動かす社会課題解決」

南阿蘇STAYHAPPY/合同会社EGS 渡邊賢司 さん
実家の建築板金業を基盤に、宿泊業と防災事業を組み合わせた複合的な事業を展開している。
バックパッカー経験や海外での起業、震災や災害支援の経験から、社会課題の解決、とりわけ「災害に強い社会づくり」を軸に事業を構築。建築では耐災害性、宿泊ではアウトドア体験を通じた人材育成、防災では用品の提供と啓発を行う。
 
各事業を連携させることで相乗効果を生み、地域資源の活用や他者との協働も重視。事業の背景と目的を明確にし、社会課題と結びつける重要性を説かれていました。

個人ワーク&グループディスカッション

オブザーバーの皆さんから

閉会の挨拶

公益財団法人阿蘇地域振興デザインセンター 田端文一 事務局長
今回の講師お二人のお話は、地域課題と企業課題をビジネスによって解決する事例として非常に優れており、私自身も大変興味深く拝聴いたしました。
 
限られた時間の中での講義であり、もっとお話を伺いたかったというのが正直なところです。本日の講義が、皆さまご自身の事業やお住まいの地域づくりに少しでも活かされることを願っております。

協力機関・協力団体

  • 株式会社日本政策金融公庫 熊本支店
  • 熊本県信用保証協会
  • 肥後銀行 宮地支店

後援団体

  • 九州財務局