先日被災したモロッコ地震の様子や状況の紹介から講義が始まり、水の持つ特性から説明があり、火山のメカニズムの紹介もあった。その中で、水は熊本県の文化を育んでいる。SDGsも人間だけのニーズだけでなく、自然のニーズを考えければならない。水を考えることによりビジネスにつながる。阿蘇の魅力を差別化していかなければならない。阿蘇は世界と比較しても、ものすごい特性がある。
三辻 忍さん: カレーは輸入だけで、地元産不使用。農業を守るためにジビエを使用しており、ブランド化を目指している。
御木 徳大さん: オーガニックで阿蘇の野草をたい肥としたい。ストーリー付けが大事で、野菜作りなどの体験農園から人を集めたい。
渡邉 優子さん: 個々にあるコミュニティをどうつなげていくかが大事。
魚津の地形・環境・水循環についての紹介があり、魚津三太郎塾が生まれた背景も説明。企業課題は売り上げの低迷、地域課題は豊かな自然・山の荒廃という魚津の食堂の事例紹介。
水循環があるから店があり、メニューにストーリーをつける、山海の幸で、蜃気楼丼でお客が増えていること事例も紹介された。地域の理解が深いほど売り上げがアップ。
盛山裕史さん: テーブル内では、自然の中でピラティス、川を守るためのカヤック、伏流水を利用したコーヒーゼリーなど自然に関係している。コミュニティの紹介につなげていきたい。
家入夏来さん:水を使う授業であり 火山・水の成り立ちなど改めて自然の凄さがわかった。ビジネスに自然を繋げていくこと。視点を変えることが大事。
渡辺優子さん: 水が良いから移住してきた。ジビエが農業を守るためブランド化が草原を守ることにつながる。阿蘇をどうにかしたいという熱い魅力的な男性が多い。
熊本県信用保証協会芳本課長: 講義を聞いて意外と循環されているという気づきがあった。
肥後銀行 小石 様: 修学旅行などでSDGsでどう向き合っていくか。
日本政策金融公庫 馬場課長: 阿蘇にとって水は深く関係している。水について切り口を変えて深堀していくことが大事。幅を広げて考えを深める。マクロ・ミクロな視点で上手くいっている本質・要素を考えるのが大事。
2期生野村卓馬さん:物事の本質に触れる機会が、ピンチをチャンスに変えることにつながる。
2期生佐浦有節さん:塾を修了したときと現在では、最終のプロジェクトの形が変わっている。物事の本質やへそが大事。