1日目:オリエンテーション

1日目:オリエンテーション(7月24日開催)

公益財団法人阿蘇地域振興デザインセンター 吉岡 事務局員

導入講義

次の3点を意識して講義に臨んでいただきたい

・何をすれば自分の企業が生き残れるか
・自社の強み、地震の特技は
・自社のある地域のことを知る

また、面白い気になったことは必ずメモを取ること などを説明。

あそ未来創造塾では、地域課題を解決するためのCSV(共通価値の創造)の考え方をベースとして地域と企業が良好な関係を構築し人口減少社会に対して向き合い、地域と企業が持続可能な発展ができることを念頭に講義を進めていきます。

カリキュラムは講義と演習から構成され、最終的にみなさん塾生のビジネスプランを作成し修了式を迎えられるよう進めてまいります。

塾生の自己紹介

北里 尚武 さん(小国町)
佐藤 太地 さん(小国町)
野口 翔吾 さん(産山村)
平野 敦子 さん(産山村)
村上 靖代 さん(阿蘇市)
松岡 吹雪 さん(阿蘇市)
山田 真也 さん(阿蘇市)
中村 和生 さん(高森町)
後藤 保範 さん(高森町)
ヴィルヘルム・ヨハネス・ハルミ さん(南阿蘇村)
角谷 知咲 さん(南阿蘇村)

地域活性化論① 熊本大学 准教授 鍋屋安則 様​

これから3月まで14回の講義が始まります。

この講義の大事なところはみんなで対話をするということです。

今までの学校の講義というのは先生が一方的に話してそれを聞くというスタイルだったと思いますが、今の講義は全くことなり半分くらい話を聞き、半分はみんなで話をして自分たちで答えをさがすというスタイルになっています。

未来創造塾でもみんなの対話を重視して講義を進めていきます。

そして、対話のルールとして「耳をすませて聴く」「否定も断定もしない」「答えは一つと被わない」「アイディアをつなげる」「自分の気持ちが変わることを自分自信で許す」ということがあります。

地域と企業の共通価値

地域にとってもその地域に存在する企業にとってもどちらも幸せになるということが理想だと思っています。その事例をいくつか紹介します。

人口が増えている時代と人口が減少している時代では、考え方や行動が異なるということです。人口増加の時代は大量生産・大量消費で儲かったお金で企業はSCRとして地域課題を解決してきました。しかし人口減少が差し迫った今、企業は地域の課題を解決しながら企業としても利益をあげていくというCSV(Creating Shared Value)の考え方が求められてきています。

国の政策にも地域の課題を解決できる企業を生み出していくという方向に力を注ぎはじめています。未来創造塾もそのCSVの考え方に基づいた講義を進めていきます。

今までは、勝者と敗者というようなユニコーン企業というような考え主流だったのが、これからは単独での成長よりもウインウインの関係を築くことができる企業が求められてきている時代になってきています。

たなべ未来創造塾の事例(地域資源編)

・あかね材を活用した家具づくり(山林の荒廃・林業の衰退)
・ジビエ食材の提供とジビエグルメ(鳥獣害被害・農家の担い手不足)
・梅とうなぎの禁断の食べ合わせに挑戦(中心市街地空洞化・事業承継)

紹介した事例のように、田辺市では未来創造塾の修了生を中心に、田辺市の地域資源活用が活性化し、今までにない地域循環がおこり「新たな価値」「共感」を生み出しています。

たなべ未来創造塾の事例(日常生活編)

・未来へつながるイタリアンレストラン(ママや子どもの居場所がない!)
・働くママを支援する託児所(働く場所がない ↔︎ 人手がない)

日常生活おける「小さな拠点」を作ることが住み続けられる地域づくりのポイントだと言われています。

グループディスカッション

熊本大学 副学長・教授 金岡省吾 様

第4期の皆さん第1日目いかがでしたでしょうか。
未来創造塾は珍しい講義のカタチで、今日はこれから始まるの全体像を掴んでいただきたいと思っております。

実は、東京の学生や若い方から見ると、農業や林業などで地域で働いている人たちのことを「かっこいい」と思っています。
これからの講義で、その「かっこいい」という言葉がたくさん出てくると思います。みなさんも「かっこいい」ということを自分なりに言葉にしてみてください。

他の地域を見ていると4期目くらいから地域が変わってくるんですが、今回阿蘇はちょうど4回目です。

今回司会をした吉岡さん、他の地域の事例を紹介してくれた鍋屋さん。二人とも回を重ねていくうちに、いろいろ聞いた話を自分の言葉として話せるようになってくるんです。
だから、みなさんも自分の言葉でひとつでもいいのでフレーズを作ってみてください。

今の教育の現場はPBL(Project Based Learning)といって、話しを聞くだけの授業ではなく自ら問題を発見して解決する能力を養う学習を行っています。なのでみなさんもこのPBLを体験してもらいたいと思っています。

先程のフレーズですが、みなさんに必要なのは一つか二つだと思います。地域の課題はほんとに小さいことなのかもしれないのですが、それを見つけ自分の言葉にすることが大事だと思います。

今までの未来創造塾の修了生で活躍している方の多くは、未来創造塾の講義の出席率が高い傾向にあります。みなさんぜひ全14回100%出席で終了式を迎えましょう。

阿蘇地域振興デザインセンター事務局長代行 江藤訓重

デザインセンターでは台湾へ阿蘇をPRしたり旅行案内を行ったりしながら、地域の人材育成に取り組んでいます。私はまちづくりに長年携わっていて、今まで「まちづくりは人づくり」と言われていのが、最近では「人づくりがまちづくり」だと思い始めています。

みなさんもこれから3月までよろしくお願いいたします。

協力機関・協力団体

  • 株式会社日本政策金融公庫 熊本支店
  • 熊本県信用保証協会
  • 肥後銀行 宮地支店

後援団体

  • 九州財務局
  • 熊本県八代市・天草市・玉名市・菊池市
  • 和歌山県田辺市
  • 富山県南砺市
  • 株式会社熊本銀行 阿蘇支店
  • 熊本県信用組合 高森支店
  • 阿蘇市商工会
  • JA阿蘇