人口減少を止める、地方創生、格好よい大人。ガルテンの事例。CSV。有害鳥獣、ジビエのお話。
学芸員、熊本大学地質古生学。趣味:珈琲。熊本のTV出演、低登山隊。ビジネスについて、水を考えるとどんな良いことがある。水の事情。
阿蘇の水の事情を理解することからビジネスにつながる。
1水のイメージとは
意見交換:流れがある。無色透明。人体の構成物。池山水源、塩井社。
2水の特性
水は流れがある。お風呂の排水溝。隙間があると下に流れていく。受け皿があるとたまる。おけ、スポンジ。シャツが乾く。
3たまるって?バランスと受け皿。
受け皿があるとたまる。蒸発していないとたまる。受け皿とバランスが必要。受け皿に穴があいているとたまらない。穴の隙間が密になると少し水がたまる。自然に置き換えると。少し水がたまる状態が複数あるケースもある。水源の水収支のうえに成り立っている。降ってくる雨と大地のバランスを考える。
4大地の受け皿のつくられかた
阿蘇の受け皿のつくられかた。火山とは、意見交換:マグマが地面の下からあがってくるもの。マグマ、ハワイなど吹き上がるイメージ。1000度。大地を作っている。石がマグマになる。昨年の噴火の写真。噴火時の火口の映像。煙が吹き出し、噴火している。音もすごい。世界最大の音は火山で記録されている。カメラが暗視モードに切り替わる。雲仙普賢岳の火砕流。すさまじいエネルギー。火山の爆発はコーラに似ている。泡、粉砕したマグマとなる。
噴火は下からマグマがいろんな形で出てくる。マグマが出てくると空洞になる。空洞になると山がくぼむ。くぼんだ大地のことをカルデラと呼ぶ。横18km、縦23km。9万年前阿蘇で破局噴火が起きている。マグマの火砕流は長崎県島原、山口県まで飛んでいる。火砕流は谷を埋めていく。平らな土地ができあがる。火砕流の堆積物が見える。1万本のけむりの谷。複雑な事がおきている大地。様々な岩石が存在している。どのくらいの年数で水が生まれるのか。30から35年で出てくる。外輪山は20年程度。時間をかけて地表に表れている。場所と受け皿により様々な水が出てきている。
阿蘇はどこでも水が豊富なのか。現地の事情は異なる。思っているよりも阿蘇は水に困っている。阿蘇から熊本市方面に火砕流が流れている。阿蘇山に降った雨が火砕流の層を通り水が流れて画図湖に到達している。大地が作った水循環。
5これからの「水」を考える
地球温暖化、SDGS。阿蘇は年間3,000ミリの雨が降っている雨が多い土地。地球温暖化は起きているのか。右肩あがりであがっているイメージ。雨量・日雨量はあまり変わらない。時間雨量は増えている。あまりに激しい雨が降ると水は浸透していくのか。熊本地震によって枯れてしまった水源がある。今の水源はいつまで水を湧き続けるのか。木や草原が雨を保水する。阿蘇は草原なのか。小国杉や南郷檜の話。阿蘇の事を広域に幅広く考える必要がある。外輪山は森が広がっていた。
将来世代の欲求にマッチする、持続可能な開発が必要。イノベーションを起こして引き継いでいく。できることを少しずつおこなっていく。ユネスコジオパークの取り組み。フィンランドの野焼きの事例。サステナブルなビジネスにつながるのではないか。
講演が上手。ブラタモリを見てみたい。水が少ないという話を始めて知った。地震の時に断水して水のありがたみを知った。水にキャパシティを超えた場合。温泉と水。池山水源。
〇受け皿を超えたら。土砂崩れ、地滑り。災害につながる。〇水が少ない。区、組によって事情が異なる。〇池山水源は雨量の影響を受けやすいかもしれない。〇25度以上は温泉。北側は平らな土地が多い。
一人一人がつながっていかないと解決していかない。どろどろしたマグマが出ないのはなぜなのか。南側に湧水が多い理由。
〇どろどろした噴火はおきないのはなぜか。ホットケーキミックス。マグマのガラス成分の量。マグマの量が少ないから。
持続可能な形で循環型のモデルケース。活動の動機づけがそれぞれ違う。企業むけに研修ツアーを作る。クラウドファンディングの仕組み。
〇九州の水がめ。人の活動で維持されている。野焼きは維持した方がよいのか。維持できるのか。今の草原を維持するべきか課題。阿蘇の影響は海まで九州アイランド。野焼きは年中行事。草原の維持活動をビジネスの枠組みで。
水循環、阿蘇の問題としてとらえている。広い範囲の資源をもたらしている。阿蘇の草原を維持する活動はもう少し広い視点が必要。
2014年熊本市の地下水への取り組み、えこめ牛。富山は雪が降る、雪の回廊。蜃気楼。高低差4000豊富な水循環。魚が多い。水循環はビジネスになる?魚津三太郎塾。美浪さん、メニュー開発。魚津の水循環をテーマにストーリーをメニューの中で紹介する。じゅんかん屋。仲間が増える水循環。地域理解が深いほど企業価値アップ。CSV。水循環、耕作放棄地を活用したビジネスの紹介。新川高校、高校連携の事例紹介。CSV二つの意味。SDGs。SDGs4質の高い教育。
南郷檜から商品化するビジネスを考えている。仲間が増えてきている。林家の高齢化。自治体の協力がほしい。
食や学びの共感、SNS拡散につながる。いかに共感を作っていくか繋がりができる。
南郷改めて考える機会ができた。水循環がビジネスになる視点。どこかでヒットするチャンスを。
来年度ジオパークを法人化。地域課題というと難しくなる。となりのおっちゃん、おばちゃんとお話を聞いて下さい。「波野は波がはためくほど草原が美しかった」という言葉。
次回のお知らせ。観光圏整備計画策定の年。阿蘇くじゅう観光圏のブランドイメージは「命きらめく草原の王冠」。新しい整備計画のブランドイメージとして水循環のお話は参考になりました。