講義7日目:地域活性化論③子育て世代の移入とビジネスの両立​

講義7日目:地域活性化論② 子育て世代の移入とビジネスの両立

本日の進め方 ・ 前回の振り返り(阿蘇DC 興梠さん)​​

講義:地域活性化論③ 熊本大学 金岡省吾教授

子育て世代の移入とビジネスの両立

地方創生3つの目的「人口減少を和らげる」「地域の外から稼ぐ力を高めるとともに、地域内経済循環を実現する」「人口減少に適応した地域をつくる」を振り返り、地方創生とは人口減少問題の克服にコミットする新たな地域づくりであることを復習する。企業課題と地域課題の両方を解決するCSV、阿蘇地域の人口ビジョン、人口減少のメカニズムを振り返る。

長野県下條村の村民が自ら道路を作り、捻出した予算で若者定住促進住宅を作る取組を学ぶ。「母になるなら流山市」流山市の取り組み、コミュニィ賃貸住宅 HEBEL MAISON 母力、「子どもは地域で育てるもの」鹿児島県伊仙町の取り組みを学ぶ。

ケーススタディ① 東京の企業はコミュニティ、子育て支援ビジネスの匂い?

ケーススタディ② 舟橋村子育て共助のまちづくり

「子育てするなら舟橋村」富山県舟橋村の取り組み、子育て世代や新婚世帯をターゲットにした舟橋村地域優良賃貸住宅やないない尽くしの子育て支援センター「ぶらんこ」の活動、オレンジパークの「園むすび」の取り組みを学び、舟橋村には「繋がる安心感」と「関わる楽しさ」がありそれが「期待感」を生み子育て世代に選ばれるまちづくりにつながっていることを理解した。

富山県魚津市「ココマカロン」の取り組み。フリーランスママがココに目指す理想の働き方へ後押しCOCOMAMAを結成する。ママにとっても子供にとっても一番いい働き方、子育てを目指す取り組みについて学んだ。

グループディスカッション

質問・感想

甲斐さん
子育て世代の移住定住がキーポイントだと感じた。
重要課題としてある「阿蘇山や草原を守っていく」といったことをデザインの一つとして入れていかないと失敗すると感じた。そういったことに詳しい方達も巻き込んで展開していくといいと思った。

佐田さん
職場で地域の子どもを対象に自然学校というプログラムを実施している。
直接従事していなくても、需要としてはとても高いと感じていた。
子育ての支援に力を入れられるのは強みだと思った。

春木さん

コミュニティ作りは1人でするよりも仲間を作った方が成功すると思った。
ハードルが高い人もいると思うが、共感してくれる人は集まってくると思う。
そういった共感できる人たちの集まる場所や、仕組みづくりが大切だと思った。

まとめ

協力機関・協力団体

  • 株式会社日本政策金融公庫 熊本支店
  • 熊本県信用保証協会
  • 肥後銀行 宮地支店

後援団体

  • 九州財務局
  • 熊本県八代市・天草市・玉名市・菊池市
  • 和歌山県田辺市
  • 富山県南砺市
  • 株式会社熊本銀行 阿蘇支店
  • 熊本県信用組合 高森支店
  • 阿蘇市商工会
  • JA阿蘇